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1975年の日常的な日本食に健康のヒントあり

1975年の日常的な日本食に健康のヒントあり

野球人の衣笠祥雄さんが大腸がんで亡くなりました。

食生活の欧米化により日本でも急速に増加し、もっとも患者数と死亡者数の多い癌の一つになっています。健康の底上げは、日々の食事の見直しからと自身考えていますが、欧米化の食事により動物性たんぱく質や脂質が増え、炭水化物や食物繊維の摂取量が減少しました。栄養摂取量の個人差も大きくなり、かつて理想のバランス食と言われた日本型食生活は崩れ、一見好きなものを何でも食べられる幸せな環境にある私たちは、現代型栄養失調を懸念しなければいけなくなっています。

日経スタイルの記事によれば(2017/05/17)1975年の日常的な日本食に健康効果のヒントがあるとされています。

京都大学大学院農学研究科の佐藤健司教授は、東北大チームが再現した1975年の食事メニューを分析したところ、味噌、しょうゆ、日本酒といった麹菌を用いた発酵食品の摂取量がほかの時期の食事に比べて多く、例えば、味噌汁は2005年の週3回に対し、1975年には週7回と倍以上食べていたそうです。

中でも、麹発酵によって増えるピログルタミルロイシン、ピログルタミルグルタミンなどの難消化性ペプチド、総称ピログルタミルペプチド(麹発酵ペプチド)の中でも、効能研究が進んでいるのがピログルタミルロイシン(以下pGロイシン)で、マウス実験をしたところ、大腸炎を起こしたマウスの腸内環境が改善したり、高脂肪食を食べさせても、体重増加を抑制したりといった効果が得られ、pGロイシンが小腸で抗菌物質を分泌させていること、ほかにも肝臓保護作用や抗うつ作用を確認した動物試験もあるそうです。

これらの麹菌発酵食品の消費量は、日本酒は1975年をピークに現在は3分の1以下、味噌も2分の1以下、しょうゆも3分の2程度に減っているそうです。昨今あちらこちらで聞く発酵のチカラについては、私たちは改めて見直し、食生活を改善する必要があるのかもしれません。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO16073480Y7A500C1000000?page=2

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